縮毛矯正(ストレートパーマ)は部分的にかけるのもアリなんですか?って
よく聞かれる( 驚かれる )んですけど
そりゃ もちろん有りですよ~♪
前髪だけかける人もいますが、もし本当に必要なら
もみあげだけ
えりあしだけ
表面のところだけ
なんていうのも 個人的にはぜんぜんOKですよ~ (^^)
ラクしてほしい、ほんとそれに尽きます♪
それでは “2名のお客さまの実例“ を使って お話ししていきます♪
※ 本文中では縮毛矯正を、『ストパー』と略しています
まずは before
ショートボブのお客さま♪
ビフォー
普段は 必ずストレートアイロンを使ってきれいに伸ばしているそうですが、、、
今日はお休みだし、雨の日のご来店だったので、毛の一本一本が にぎやかに主張しています
毎日ガッチリ アイロン入れるくらいなら、、、
(できたら 低アルカリ高還元の)ストパ ーしたほうが いっそう楽かもしれません
湿度があっても、不意に汗をかいてしまっても、お手入れ不要になるからです
〈毛質〉で手触りがジリジリしている髪でも、施術後は髪の表面の “でこぼこ” が 均一にならされて
ス~っとなめらかな指通りになります
※ 「髪が濡れている時」は、さすがに毛先数センチはギシギシです
(トリートメント・コンディショナー類を付けない状態だと)
施術により髪のダメージは総合的には増えますが
質感が整うことによって、見た目にも手触り的にもメリットは多いと思います♪
ダメージ度合いが増えると、見た目や手触りが低下するかといえば
必ずそうとも限らないです
もちろん節度持って 技術を工夫してますけど
全体的なストレートパーマ(縮毛矯正)ではなく
およそ 眉の高さを基準に グルッと頭一周 上下に分けとって
その上の部分のみにストレートかけさせてもらいました!
そのぶん時間も短縮されます♪
after ♪♪♪
こんな感じになりましたよ~ ↓↓↓
長きにわたり 髪の広がりと歩んだ人生、『卒業』です
晴れ晴れとした表情でした~
明日も明後日も、その先もしばらく、シャンプーした後 ババーッとドライヤーかけて、クシでも軽く通せば この状態になってますからね
とくべつなお手入れはいりません~ (^^)/
ボブ系のヘアスタイルは表面の髪が長いので、今回は眉から上の部分しかかけなくても十分でした
人により 髪質や 膨らみ具合が違うので、どの位置(深さ)まで必要か 判断が変わります
ボリュームをなるべく つぶしたくない方には
もっと表面部分のみにしたり、根元部分の空け具合のコントロールで調整します
どのくらい持つの?
僕が扱ってる『低アルカリ高還元』のストレート技術の場合、基本 カットで切り落とさなければ
ずっと持ちます(かけたところに関しては、1年でも2年でも)
※『低アルカリ高還元』の薬剤は全国でも取り扱い店が少ないです。大抵の方の髪は、施術後の時間経過と共に かなりウネりが戻ってきてしまっています、よね!?そこが違いです
ただ時間経つと、当たり前ですが今まで生えてきてた地毛が またニョキニョキ伸びてきますよね?
1ヶ月で約1cmほど、“根元から” ふくらんできます
つまり
かけていない面積が増えてきます
ロンヘアの方の場合、長さ(の重み)でカバーされるので
より持ちが良く感じると思います
反対に
ショートヘアの方の場合、長さのカバーが効きづらいので
3~4ヶ月もするとシルエットが まあまあ大きくなってきます
なので、今度は “新しく生えてきた地毛の部分のみ” またメンテナンスしていくと
誰もが (自分自身も)、髪質に困ってた事なんて忘れちゃってますよ
僕が担当させていただいてるお客さまは だいたいそのパターンです
長さの違う施術例ですが、僕が基本に置く『優良技術』です
デメリット
ここを書かないとフェアじゃありませんよね
✔ 今回の施術のデメリット
- ストパーをかけ続けなきゃいけない事
- 毛先を4cmほど切ると、毛先が真っすぐぎみになる
いずれ真っすぐな髪がデメリットになる時が来るので
ブローやアイロンでのスタイリングでカバーするか、施術を繰り返して維持していくのか
どちらかの必要がでてきます
“単発”でやるには、リスクがあるので、よ~く考えてからにしましょうネ
“毛先”って真っ直ぐなるんじゃないの?
続いてのお客様はストパーと「パーマ」をかけ続けてるので
参考にしてみてください
毛先にパーマを加えた施術例
以前、表面ストパーをしたのが「約半年前」で
伸びてきた『根元6~7cm』のところだけ かけ直したケースです
ビフォー写真はないのですが、施術後の状態がこちら
前回( 約1ヵ月前 )はデジタルパーマを使って毛先のみパーマをかけてます
(今回はパーマが残るよう毛先のカットをしました)
※ ふだん、香草カラーを使って脱色しない染め方にしています(髪の余力を温存するため)
ストパーやデジパーをきちんと続けていくには
かなりダメージを抑えた “土台作り” をしないと成立しません
さてさて内側をめくってみると、こんな感じの地毛がでてきます ↓
こちらのお客さまは ウネり対策というよりかは、髪質によるモワモワ・チリチリした質感(…湿度高い日はもっとすごい感じ)の改善です
キレイを持続させるのが主な目的なので
“おでこ中央の高さ”までストパー入れてます
※ 最初の方と違い、眉よりも上の高さまで(より少ない面積)で充分でした
あまり深い位置までは必要ないパターンです
こちらは右サイドを少しめくったところですが、上の写真と比べると 質感の違いが伝わりますか?
縮毛矯正した髪にパーマをプラスした応用編?ですが
いつも「 キレイに整ってる 」状態を作っています
これが僕のひとつの解答です♪
いろんな “キレイ” があると思いますが、お困りの方に こんな感じの施術で対応しています
みなさんも、自分に合う & 楽できる そんな髪型をみつけられるとよいですね!
デジタルパーマを使った毛先ワンカールの施術例
縮毛矯正の髪でも!?!?
まとめ ~これがいちばん大事なこと~
長々書きましたが、キレイになるのはもちろんの事、これを伝えたかったんですよね...
毎日のガッチリアイロンや、ガッチリブローから解放されます
時間や労力の無駄が省ける | |
新たに増え続けるダメージを減らせる |
ヘアダメージは生活の中で少しずつ増えるものですが
過度な摩擦を与えたり、熱処理をガッチリやらなくなるぶん
ダメージの進行が劇的に遅くなります!
美容室で作るヘアダメージを可能な限りコントロールして
髪型の選択肢を潰さないように心がけてます
現時点でかなりのヘアダメージを抱えてる方は、ストパー自体が危険な施術です!
すでにある髪のダメージは治すことはできないので、ヘヴィなところは切ってなくすしかありません
皆さんが想像している、トリートメントで髪の『修復』って、実際 ???ですからね、過剰な期待はしないほうが “吉” だと思います
いつも美容室で
「髪が広がるから、たくさんすいて(減らして)ください」
そんなオーダーされてる方は、条件が合えば今回のような改善方法もありかもしれません
シャンプーやトリートメント変えるよりか、もっと直接的で
“髪の手術” みたいなものです
※たくさんすいてる髪のストパーは、少し? クオリティが下がってしまうのでご注意~
①:髪の状態を見極めてくれる美容師を見つける
②:ストパーやデジタルパーマの施術に長けてる
この条件が揃ってれば、成功する確率が上がると思います♪
ずっと悩んでる方、髪質の向こう側に行きたい方
もしご来店いただけるのであれば じっくりお話し聞かせてもらいますよ~
以上、エンダヨシノブでした ヽ(^o^)丿
実は根元だけで大丈夫なんです
毛先、曲がるの??
毛先ワンカールデジって、こういう感じです~
え? 縮毛矯正の髪でも!?!?
目をそらしてはいけない 縮毛矯正デメリット白書シリーズ
その1
その2
その3
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