ショートボブ~ボブ 縮毛矯正(ストレートパーマ)は部分的でもぜんぜんOK!本当に必要なトコロだけにかけれる技術です

エンダヨシノブ
すくすく20年選手の美容師
どれも仕事の現場から生まれた、太く濃い記事です。日常のどこかで情報を活かしてくださると幸いです。

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それでは 本編をお楽しみください~♪

 

 

縮毛矯正(ストレートパーマ)は部分的にかけるのもアリなんですか?って

よく聞かれる( 驚かれる )んですけど

そりゃ もちろん有りですよ~♪

前髪だけかける人もいますが、もし本当に必要なら

もみあげだけ

えりあしだけ

表面のところだけ

なんていうのも 個人的にはぜんぜんOKですよ~ (^^)

ラクしてほしい、ほんとそれに尽きます♪

それでは 2名のお客さまの実例 を使って お話ししていきます♪

※ 本文中では縮毛矯正を、『ストパー』と略しています

目次

まずは before

ショートボブのお客さま♪

ビフォー

普段は 必ずストレートアイロンを使ってきれいに伸ばしているそうですが、、、

今日はお休みだし、雨の日のご来店だったので、毛の一本一本が にぎやかに主張しています

毎日ガッチリ アイロン入れるくらいなら、、、

(できたら 低アルカリ高還元の)ストパ ーしたほうが いっそう楽かもしれません

湿度があっても、不意に汗をかいてしまっても、お手入れ不要になるからです

〈毛質〉で手触りがジリジリしている髪でも、施術後は髪の表面の “でこぼこ” が 均一にならされて

ス~っとなめらかな指通りになります

※ 「髪が濡れている時」は、さすがに毛先数センチはギシギシです

(トリートメント・コンディショナー類を付けない状態だと)

施術により髪のダメージは総合的には増えます

質感が整うことによって、見た目にも手触り的にもメリットは多いと思います♪

ダメージ度合いが増えると、見た目や手触りが低下するかといえば

必ずそうとも限らないです

もちろん節度持って 技術を工夫してますけど

今回の施術は

全体的なストレートパーマ(縮毛矯正)ではなく

およそ 眉の高さを基準に グルッと頭一周 上下に分けとって

その上の部分のみにストレートかけさせてもらいました!

そのぶん時間も短縮されます♪

after ♪♪♪

こんな感じになりましたよ~ ↓↓↓

長きにわたり 髪の広がりと歩んだ人生、『卒業』です

晴れ晴れとした表情でした~

明日も明後日も、その先もしばらく、シャンプーした後 ババーッとドライヤーかけて、クシでも軽く通せば この状態になってますからね

とくべつなお手入れはいりません~ (^^)/

ボブ系のヘアスタイルは表面の髪が長いので、今回は眉から上の部分しかかけなくても十分でした

人により 髪質や 膨らみ具合が違うので、どの位置(深さ)まで必要か 判断が変わります

ボリュームをなるべく つぶしたくない方には

もっと表面部分のみにしたり、根元部分の空け具合のコントロールで調整します

どのくらい持つの?

僕が扱ってる『低アルカリ高還元』のストレート技術の場合、基本 カットで切り落とさなければ

ずっと持ちます(かけたところに関しては、1年でも2年でも)

※『低アルカリ高還元』の薬剤は全国でも取り扱い店が少ないです。大抵の方の髪は、施術後の時間経過と共に かなりウネりが戻ってきてしまっています、よね!?そこが違いです

ただ時間経つと、当たり前ですが今まで生えてきてた地毛が またニョキニョキ伸びてきますよね?

1ヶ月で約1cmほど、“根元から” ふくらんできます

つまり

かけていない面積が増えてきます

ロンヘアの方の場合、長さ(の重み)でカバーされるので

より持ちが良く感じると思います

反対に

ショートヘアの方の場合、長さのカバーが効きづらいので

3~4ヶ月もするとシルエットが まあまあ大きくなってきます

なので、今度は “新しく生えてきた地毛の部分のみ” またメンテナンスしていくと

誰もが (自分自身も)、髪質に困ってた事なんて忘れちゃってますよ

僕が担当させていただいてるお客さまは だいたいそのパターンです

長さの違う施術例ですが、僕が基本に置く『優良技術』です

デメリット

ここを書かないとフェアじゃありませんよね

今回の施術のデメリット

  1. ストパーをかけ続けなきゃいけない事
  2. 毛先を4cmほど切ると、毛先が真っすぐぎみになる

いずれ真っすぐな髪がデメリットになる時が来るので

ブローやアイロンでのスタイリングでカバーするか、施術を繰り返して維持していくのか

どちらかの必要がでてきます

単発”でやるには、リスクがあるので、よ~く考えてからにしましょうネ

“毛先”って真っ直ぐなるんじゃないの?

続いてのお客様はストパーと「パーマ」をかけ続けてるので

参考にしてみてください

毛先にパーマを加えた施術例

以前、表面ストパーをしたのが約半年前」

伸びてきた『根元6~7cm』のところだけ かけ直したケースです

ビフォー写真はないのですが、施術後の状態がこちら

前回( 約1ヵ月前 )はデジタルパーマを使って毛先のみパーマをかけてます

(今回はパーマが残るよう毛先のカットをしました)

※ ふだん、香草カラーを使って脱色しない染め方にしています(髪の余力を温存するため)

ストパーやデジパーをきちんと続けていくには

かなりダメージを抑えた “土台作り” をしないと成立しません

さてさて内側をめくってみると、こんな感じの地毛がでてきます ↓

こちらのお客さまは ウネり対策というよりかは、髪質によるモワモワ・チリチリした質感(…湿度高い日はもっとすごい感じ)の改善です

キレイを持続させるのが主な目的なので

“おでこ中央の高さ”までストパー入れてます

※ 最初の方と違い、眉よりも上の高さまで(より少ない面積)で充分でした

あまり深い位置までは必要ないパターンです

こちらは右サイドを少しめくったところですが、上の写真と比べると 質感の違いが伝わりますか?

縮毛矯正した髪にパーマをプラスした応用編?ですが

いつも「 キレイに整ってる 」状態を作っています

これが僕のひとつの解答です♪

いろんな “キレイ” があると思いますが、お困りの方に こんな感じの施術で対応しています

みなさんも、自分に合う & 楽できる そんな髪型をみつけられるとよいですね!

デジタルパーマを使った毛先ワンカールの施術例

縮毛矯正の髪でも!?!?

まとめ ~これがいちばん大事なこと~

長々書きましたが、キレイになるのはもちろんの事、これを伝えたかったんですよね...

毎日のガッチリアイロンや、ガッチリブローから解放されます

 時間や労力の無駄が省ける
 新たに増え続けるダメージを減らせる
もわもわ・チリチリ さようなら~

ヘアダメージは生活の中で少しずつ増えるものですが

過度な摩擦を与えたり、熱処理をガッチリやらなくなるぶん

ダメージの進行が劇的に遅くなります!

美容室で作るヘアダメージを可能な限りコントロールして

髪型の選択肢を潰さないように心がけてます

注意

現時点でかなりのヘアダメージを抱えてる方は、ストパー自体が危険な施術です!

すでにある髪のダメージは治すことはできないのでヘヴィなところは切ってなくすしかありません

皆さんが想像している、トリートメントで髪の『修復』って、実際 ???ですからね、過剰な期待はしないほうが “吉” だと思います

いつも美容室で

「髪が広がるから、たくさんすいて(減らして)ください」

そんなオーダーされてる方は、条件が合えば今回のような改善方法もありかもしれません

シャンプーやトリートメント変えるよりか、もっと直接的で

“髪の手術” みたいなものです

※たくさんすいてる髪のストパーは、少し? クオリティが下がってしまうのでご注意~

①:髪の状態を見極めてくれる美容師を見つける

②:ストパーやデジタルパーマの施術に長けてる

この条件が揃ってれば、成功する確率が上がると思います♪

ずっと悩んでる方、髪質の向こう側に行きたい方

もしご来店いただけるのであれば じっくりお話し聞かせてもらいますよ~

以上、エンダヨシノブでした ヽ(^o^)丿

実は根元だけで大丈夫なんです

毛先、曲がるの??

毛先ワンカールデジって、こういう感じです~

え? 縮毛矯正の髪でも!?!?

目をそらしてはいけない 縮毛矯正デメリット白書シリーズ

その1

その2

その3

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