ボブ + 収拾つかない髪 = 大変
意外と分かってもらえない このツラさ…
ピンピンした不自然さが嫌で、縮毛矯正をあきらめる人もいますよね
とくに肩上のボブスタイルで 金太郎っぽくなると致命的ですし...
なんてこともあり
髪の毛は大変なことになってるけど、あまり みなさんの選択肢にのぼらない縮毛矯正(ストレートパーマ)を
こうやってポツポツ広めていこうかと♪
カットだけで無理やり頑張るより、、
自己流? のヘアケアを一生懸命やるより、、
よっぽど時間と手間が はぶけて、経済的だと思いますよ~
かなりヘアダメージが増えるし、デメリットも沢山ありますが
長い期間 髪をキレイに見せるには、有効な対策だと思います
技術の結晶ですから
自分の髪の「 広がり」「ふくらみ」「うねり」「髪質」 に疲れた果てた方は、参考にしてみてください (^^)
髪質の違う2人の施術例で解説していきますね
※ 縮毛矯正のことを 本文では“ストパ”と省略させてもらいます!
ビフォー…
と、いきたいとこですが
写真撮る前に 少し切ってしまいまして…
(いつも途中で思いつくので、遅かった! 汗 )
毛先5cmほどカットして
↓ の長さになってます
毛先がピンピンしないように、少し丸める予定なので
先に長さ設定を決めて、丸みを作る位置を間違えないようにしていきます
(段をあまり入れない、肩ちょい上のボブスタイル)
いつもカットとリタッチカラーが中心で、ストパをしたのは約10ヵ月前です
内側はこんな感じになってます
クセある人だと分かるかもしれませんが、湿気あると モワッとしそうな感じしません?
この部分は毛先のとこ 2~3cmに ストパの名残が残ってますが
ま、ないに等しいです
アフターと課題
毛先部分は、まったく施術しないことも多いですが、ケースバイケースです
今回カットした毛先には必要そうだったのでしました
さて、さきほどから 3時間半後・・・
ブローせずにバ~ッと乾かしただけの状態は ↓↓↓
シルエットがスッキリしてますね♪
面も整い ツヤ感が増してます
しかし
バックの内側は どのくらい丸みをつけるのがベストなのか?が課題です
毛先を丸めすぎると 毛流の影響でハネてしまうんですよね~
(ストパは 頭皮から少し空けて施術するので、毛流から完全に解放されることはありません)
上の写真だと、真ん中より右側の毛先は これ以上曲げると ピュッとハネて見えるので
ほどほどの曲線で仕上げてます
特殊なハサミ、“ヘアリセッター”を使うことによって「毛流」の呪縛から解放されつつあります
ストパー抜きでもおすすめですよ~
アゴの横にくる サイドの毛先は もう少し曲がるようにしてます
ボブはこのほうが自然ですよね
( アイロンの施術中はすごい不自然になりますが )
ストパは あくまでストレートにする技術なので、これ以上曲げるのであれば
デジタルパーマか エアーウェーブパーマが 必要ですかね
ワンカールなら、デジの方が向いてると思います
自分で乾かしても同じようになるのが、ちょい曲げストパ の良いところ♪
今後バッサリ切らなければ、しばらくカットだけでも
ほんのり自然なカーブが残るので、スタイルが作りやすいんです
ただ、どんな人にも同じようにできないのが現状です
髪のクセを伸ばすなら そう変わらないでしょ! と思うかもしれませんが
毎回違う 美容室(= 違う美容師)の場合、難易度高めです
使用してる薬剤の違いだけではなく、素材( 髪の状態 )の見極めや
アイロンによる熱の当て方など、全ての要素が 噛み合って
はじめてキレイに伸ばせるし、キレイに曲がります
そうすると 次にかける時も全然違います
ゆえに、ストパの担当させてもらって 1~2回目は選定が難しいんです
みなさん同じ条件なら、こっちも楽なんですけどね...
・髪の元々の強度の違い
・施術履歴による ダメージムラ
・部位に合わせたボリューム感の残し方
あーでもない こーでもないと 考えながら施術してます
なので アイロン作業中はひたすら黙々と…
まだまだ技術的には 反省点もたくさんあり、試行錯誤して クオリティが上がるようにしてますが
せっかく来てくれてるお客さまには「毎日 楽してほしい」その一言に尽きます
他の方のわかりやすいケース
続いて、11カ月前にストパをしたお客さまです
先ほどと違って、毛先はまったくかけずにやってみましたよ~
いらしてから薬剤付ける前に 8cmほどカットした段階です
すみません、またビフォーの写真はありません(汗)
“準”ビフォー↓
わかります? ちょうど半分くらいの位置から髪質が違う感じになっているのが
ちょっとモワモワした部分をクローズアップしてみると ↓
もういっちょアップ ↓
こういう髪の方多いですね
そして モワモワ・チリチリにしっかり施術すると ↓
こうなります!! まるで髪の毛の手術ですよね
ブローなどせず、バーッと乾かすだけで、お客さまもビックリな質感に~
半年~1年は美容室に来れない方なので、かけたところにクセが戻らないよう施術しています
見えずらいかもしれませんが、サイドの毛先はこのくらいのカール感に
さて、2パターンの実例を見ていただきましたが
1人目:根元を伸ばす+毛先(5cm)を曲げる
2人目:根元を伸ばすのみ
同じようなボブスタイルでも、アプローチ方法は全然違います
おもしろいですよね (作る側だからかな?)
でも この形に 毎日勝手になってくれるなら、ストパもアリじゃないですか??
もしやってみようかなと思ったら、こちらもどうぞ
続編も大事な注意点です
ボブと ストパと 金太郎と まとめ
あなたの髪にアプローチする技術は、日々 進化しています
美容室ハピエルでは、『低アルカリ高還元』の 薬剤を使い
できるかぎり自然に見えるように ストパーをしています
流行りの髪型だけが全てではありません
ストパにより「選べる髪型」に制限はできますが
✔ 日々 自分で扱いやすいか
✔ 友人からキレイな髪に見られるか
そんな視点も大事ですよね
もし どうしても自分の髪の毛が好きになれないようなら、
( 沢山ある美容室の、沢山いる美容師さんの中の一部ですが )
ストパ に力を注いでる人を ぜひ頼ってみてください
僕より レベルの高いストパ技術をもってる美容師さんは沢山います
みなさんブログや SNSなど 情報を発信するスキルも高いので
そういうのを手掛かりに あなたに合うタイプの美容師さんを探してみてください
金太郎さんボブにはならないと思いますよ
無理なことは 無理って、理由もきちんと伝えてくれるはずですから
なんか他人まかせになっちゃいましたが
もし HAPPIEL( ハピエル )にいらっしゃれる方がいたら
もちろん全力尽くします、それだけは保障します (^^)
その際には、「ボブ × ストパ = 金太郎さん」なんて公式は 忘れてください
あなたには もう必要ないですよね?
以上 エンダヨシノブでした
あなたのストパライフのお役に立てたら嬉しいです。それではまた \(^o^)/
このシリーズを完読すれば、ストパでの失敗が減らせるはずですよ♪