こんにちは、美容師として20年選手の エンダヨシノブです
( twitter : @enda_yoshinobu)
ご来店お考えの方は コチラ を一読いただけると幸いです
では本編をどうぞ♪
シリーズその2です
今回は、ストパーで髪が 美しくならない絶対条件をお伝えします
ビビり毛になってトラウマになる前に、、、
何かできることはないのか?
ぜひ ヘアダメージについて真剣に向き合ってみてください!
シリーズ1の復習はこちら
では続編 はじまりはじまり~
ビビり毛とは
一応髪の形をしてはいるが おかしくなっちゃってる状態です
髪が濡れてるときはテロンとして、乾いてるときはバッサバサ、まるで竹製のホウキみたいにバッサバサな感じです(汗)
その髪 大丈夫?
これは特許を取得した成分でできたダメージレス商品です!
っていう宣伝文句がたとえあっても、ストパーかければ 必ずヘアダメージは増えます・・・
(その場では分かりづらいですが)
まず、そのダメージについて書いていきます
日頃の体感として…
お客さまが体感 (自覚) してるヘアダメージと、美容師側が感じる 実際のそれは
ちょっとズレてる事が多いんですよね
よくカウンセリングの時に 「痛んでるところ切ってください」って言われますが
素直に受け取っちゃうと 実はけっこう切ることになるんですよね
10段階のダメージレベルでいえば、本当は ” 6 ” までいっちゃってるけど
お客さまが言ってるところって、” 3 ” くらいのところかな?とか
今回は ” 4.5 ” くらいまで切って欲しいのかな? って考えるんですね
つまり プロである美容師とお客さまでは、ダメージレベルの物差しが違います
で、それがなんの話なのかというと
大丈夫だって思ってる髪のコンディションでも、実は、気軽にストパーすると危ないケースになる事があります!
負のホップステップジャンプ
パーマもストパーも絶対しない!
もしくは
ずっとショートヘア!っていうつもりなら何も言いません
しかし
季節によってカラーを明るくしたり暗くしたり、または頻繁にホームカラーで染めたりしてようものなら…
実際 ダメージのムラがすごいんですー!
【ホップ】
新規の方の場合、カウンセリングで 髪の施術履歴を確認しますが、ダメージレベルは 最終的に手触りでしか判断できません(感覚頼り)
ということは、 美容師Aさん、Bさん、Cさん といたら、同じ髪を見ても少しずつ違う判断になってしまいます
その差が悲劇のビビり毛を生む始まりです
[ステップ]
縮毛矯正の薬剤は、髪によって過剰反応してしまう事もあります
もうね、しょうがないんです
薬剤を弱めるとか、放置時間を短くするとかの対処で大丈夫な場合もあります
優しいといわれる薬剤でも、「 ヤバッ!ちょっと時間置きすぎた~」で
ダメな時もあるし
反対に、薬剤の作用不足だと クセを伸ばす目的を果たせません
ダメな時とは
丁度良い時点まで、1(薬)+1(アイロン)=2(綺麗)
いつも真っすぐだったのに…
1(薬)+1(アイロン)=50(暴発)
→ いきなり『ビビり毛』発生!!
薬剤の塗り分けも、ダメージムラが大きいと、まず正確には無理です
※ 僕らが扱ってる ” 低アルカリ高還元 “ の薬剤は、美容師の薬剤ミスを減らしやすいような製品です
(それでも絶対はありません…)
扱ってるのは わりと小規模な美容室だけです
全国にはそこそこ? あるはずなので、気になったら検索してみてください
[ジャンプ!]
過剰に作用した髪の毛は、高温でのアイロンにより、もう髪としての機能を失います
仕上げのドライヤーの最中に、お客さまはもちろん 美容師さんも「あれれ??」という空気に・・・
そう ビビり毛の完成ですね
悪気はないんです。誰も。
硬くバリバリとした髪になってしまったら最後、普通の美容師さんにできることはありません
(当然 僕にもです。なるべく切るしか・・・)
トリートメントしてるから?
今の時代 カラーしてる人も多いし、なんなら毎日コテで巻いてたり、それなりのヘアダメージはあって当然です
なので美容室で良いトリートメントして栄養に満ちた 指通りのいい髪なんて最高ですよね!
もう最高! さいこウゥ・・・??
そう、いいんですよ その場だけなら
(本当はトリートメントによる キツいコーティングは、髪に弊害ありますが、それは置いときます)
シャンプーのCMのようなイメージを持ってると、勘違いしてしまいますよね
” ~補修効果 ” とか ” ○○成分配合 ” とか、キラーワードだらけですが
いくら高級なトリートメントをしても、髪のダメージは根本的に治りません。。。
手触りが良くなるのは嬉しいですが、それはコーティングによるもので
傷口のように回復はしてません、治った ” ふう ” です…
※ 美容室のでも同じです
↓↓↓
実際はダメージあるのに、そのレベルが分かってないと、ストパーにおいては致命的なんです!
施術前に しっかり暴かなくてはなりません
ギシギシした毛先のところに
一般の美容室で扱う” 普通レベル” のストパーの薬剤を塗ってしまうと、塗り終わってすぐにヤバくなる事もありました…
GoodBye ビビり毛!
ビビり毛
・元のコンディションを適切に判断できてなかった
・忙しい時間帯にちょっと長く放置されてしまった
あとあとふり返れば、些細なところを怠ってしまったがゆえの悲劇…
それらを踏まえると、この2つは徹底するべきです
① 髪のダメージを意識した上で、髪型や カラーの明るさを楽しむ(計画的に)
② 良い美容師さんに出会っっておく
今回は不安を煽る記事となり、無粋な感じも否めませんが
実際 なってしまったらTHE END なので、日頃から気をつけられるところは頑張りましょう!
例えば
・ 寝る前までに髪はドライヤーで完全に乾かす
・ 雑なブラッシングや、タオルでこすり合わせて拭くのはNG
→ 与える『摩擦』を減らす!
~結果~
『 必ず発生するヘアダメージの進行を、” 可能な限り ” 遅くできる♪ 』
まとめ
ストパーすればダメージ増えます、今よりも確実に!
「良い薬剤使ってるから大丈夫!」だなんて、危険すぎます…
ストパーするにあたって
・ 例え美容室でトリートメントしてるから大丈夫!
→ ダメです 通用しません
・全頭カラー(or ホームカラー)で蓄積した薬剤ダメージ
・日々のヘアアイロンによる蓄積した熱ダメージ
→ 危険要素です!
「何とかなるんでしょ!?」って
失敗されてからだと、虚しい響きにしかなりません…
トリートメントを頑張ったところで
今すでにあるダメージを無かったことにはできませんから
日々のダメージの発生を少しでも減らしましょう~
僕は 「低アルカリ高還元」の薬剤の方がはるかに成功体験が多いので、どうしても それ推しになってしまいますが
一般の薬剤を使ってても上手い美容師さんは必ずいます
しかし、問題はその人に施術してもらえるかなんです!!
多くの方は年に数回しか美容室の利用はないと思うので
ダメージ管理してくれる美容師さん選びが大事だと思います
それこそが ストパーの出発点ですよ♪
以上エンダヨシノブでした
最後まで読んで頂きありがとうございます!
お役に立ちましたか? ではまた続編で~\(^o^)/
ヨシノブログを最後まで読んでいただきありがとうございます😊
ご来店をお考えの方は、指名予約(無料)頂けると、なおありがたいです!掛け持ちせず、目の前のお客様だけに集中したいので m(__)m
こだわりがある方もない方もぜひ🌈
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