さんざん? このブログで縮毛矯正(ストレートパーマ)を薦めてますが
見境なく誰にでも施術しているわけではないので、ダメぜったい!パターンをお伝えしていきます
ストレートヘアと言っても人工物なので、いずれ髪型を不自然にしてしまうリスクはあります
デメリット部分を理解して、上手に付き合っていきましょう!
この記事の結論を先にお伝えすると
安易にするのは注意しましょう! ということです
▶ この記事内では “縮毛矯正”のことを『ストパー』と表記しますのでご注意ください
美容室により、さまざまなメニュー名になってますが、アイロン工程を〈入れる・入れない〉で呼び名を使い分けてるケースが多いです
いずれにせよ 細かいことは我々美容師に任せて、大事なポイントを抑えておくと
取り返しのつかない失敗をグッと減らせると思います
おすすめしないタイプ4選+α
- 今この瞬間・この時期が大変「とりあえず一回だけでも!」な人
- 髪が痛んでもトリートメントしとけば治るし大丈夫だよね!? な人
- カラー(ホームカラー含む)していて、毎度 全体染めの人
- いずれパーマをかけようと考えてる人(→ パーマの種類に支障がある場合)
- 《番外編》 カットでかなり量を減らしている人
今回は 1.の「とりあえず」さんのデメリットをピックアップした記事です
他については続編の記事がありますので参考にしてみてください
では実際のお客さまの事例から理由を考えていきましょう~
根元と毛先が違うと・・・
前回ストパーしてから約8カ月の方の例で紹介します
「施術前」に毛先を10cmほどカットをした状態です
上の地毛の部分と、下の矯正毛がハッキリわかれてます
かけ直さなかったら、ヘアスタイルを変えるにしても、ちょっと難しそうですよね
もっとアップで見てみると↓
頭頂部の地毛はこのような感じです
さて、この髪の状態が…
こうなります
毎度ビックリされますが、地毛の部分だけにかけ直しました
毛先に丸みが残ってるのは、以前かけたトパーのときに工夫しているからであって、ブローで作ってるわけではありません
以前かけてあった毛先のところに今回全くかけていないので… 根元から毛先まで
『トータル1回分のストパーダメージしか発生してない』のがメリット♪
こちらの記事が参考になると思います
ちょっと毛先に手を加えた場合も
それではデメリットについての本題に戻りましょう
髪の質感が違うと、いろいろ難しい
以前かけているところと、かけていないところで質感が大きく違うと
カットだけではどうにもバランスがとれない“不自然な髪型”になってしまいます
すなわち、ストパーを止めづらくなります
そのデメリットをどう感じるかですよね、間違いなく「楽できる期間」も長いわけですから
✔ ストパーありきの髪型にしつづける | |
▷ 髪型のレパートリーが限られる = イメチェンが難しい |
✔ ストパー部分を全部切って 短めの髪型にする | |
▷ 長さがなくなる分 またクセ毛と向き合う |
✔ 肩より下の長さを維持する | |
▷ ストパー部分が残ってても、やや不自然さをカバーしやすい |
しかし隠れた抜け道も
まとめ
今その瞬間、その時期だけのためにかける方、止めといた方が無難です
勢いだけでやると、あとあと本人も 美容師側も 困るので、ぜったいテキトーには薦めたくないものです
本格的なストパーを1度すると
“かけ続けるサイクル”から抜けでるのが大変になります
迷うようなら、もっとライトな感じの 弱?ストパー あたりで様子をみましょう
※ クセの度合いが強い方は 効果の持続を感じづらいと思います
僕はそういった施術は【中途半端】だと思っているので、“弱めなの”はやっていません
なんにせよ、薬剤とアイロンで施術したら、ヘアダメージにとって「立派な履歴」になるので注意です
もし美容室変える際は、サラッと申告した方が“吉”です
※ カラーの染まり、パーマのかかり、などの計算に影響があるため
信頼のおける美容師さんと一緒に考えてくのがおすすめですよ (^^)/
以上 エンダヨシノブでした
髪の毛に無理させない文化・知識が広まると嬉しいです\(^o^)/
続編はこちら♪