毎日お客さまのシャンプーをしてますが、ビックリするくらい泡立たない方もいます
それくらいで 不衛生だなんて思いませんが、みなさん・・・
頭皮と髪の「油膜」をしっかり落とせておらず、蓄積しまくってます(汗)
一部では「オイル毛」なんて呼ばれています
どうか他人事だと思わないでください
髪がベタッとしてる方の特徴とは
- ボリュームがでない
- 乾きずらい
- 軽やかな動きがでない
心当たりあれば、この記事で紹介する「洗い方のポイント」を実践してみてください♪
シャンプー(洗い方)について出回ってる情報は、いわゆる教科書的な内容ばかりで、問題が解決しない人も多いです
もうそろそろ、ベタベタ髪は卒業しましょう!
印象が変わりますよ ^^
それ、しっとり?
オイルやバームタイプの整髪料で、濡れ髪(ウエット)な質感にするのも流行ってますが、ちょっとそれは横に置いときます
ひとまず言えるのは
“ベタッ”とした見た目 = ナチュラルには見えない
お洒落だね♪って演出できていれば問題ないですが
「しっとり 」のつもりが 「ベタベタ」になっていませんか?
世の中 ギリギリな感じの髪をよく見かけます
その境界線はどこなんだろう?
- 頭皮側(根元)の髪が脂っぽく、地肌が透けて見えそう
- 整髪料を付けてないのに、髪が“毛の束”のようになっている
「しっとり」を通り越して なお蓄積が続けば、このような感じになっていきます
意外に思われるかもしれませんが
「ちょうど良い状態が続いてる」って、けっこう難しいのかもしれません!?
原因って何だろう?
1 頭皮からの分泌物が増えてる
- 添加物、塩分、油分の多い食事が続いてる
- 睡眠不足
- お酒 タバコ
- 洗う回数が多すぎる(皮脂が無くなりすぎて、余計に分泌する)
- 体質(後天的な変化も)
これらは体の内側からの影響ですね
頭皮に赤い発疹ができてる人もいるので、心当たりあれば誰かにチェックしてもらいましょう
2 使ってるシャンプー剤によりベタつく
市販の「ダメージ補修系、クセ毛おさえます系、リンスイン系」の中には、ベタベタになるものも存在します
現にお客さまが・・・あぁ~思い出したくもない
(特にトラブルを感じてなければ 、問題ないのかもしれませんが…)
3 「シャンプー前」に頭皮のすすぎが足りてない
シャンプーの洗い落とす力が発揮できないパターンです
根元に泡立たないということは 蓄積しきった皮脂が洗い落とせません!
4 トリートメントを頭頂部から塗ってる & 流し足りない
“あほ毛” や “広がり” を気にしてる方に多く見受けられます
スタイリング方法を変えるか、縮毛矯正のほうが有効かもしれません
また…
5 「流さない」トリートメントも頭頂部から付けている
シャンプーで落としきれてない油やシリコンが、重なり続けて「層」になっている…
台所の換気扇に「酸化した油」がこびり付いて、簡単に落ちないのと似ています
当てはまることが多いほどに ベタベタっとなり
髪がぜんぜん乾きません… (-_-;)
もし 頭頂部のアホ毛 が気になって、トリートメントを塗りたくっていたのなら
逆効果になってる時があるのでご注意ください
久々に電車に乗って改めて確認。女性で多いのが、頭頂部の髪はしっかり撫でつけてテカテカしてるけど、毛先は余裕でパサパサ、、それで横広がりを強調しちゃってるパターン。通ってる美容室でそういう訓練でも受けてるのかな。
— エンダヨシノブ / 美容師 (@enda_yoshinobu) October 10, 2022
全身バランスで見ると目立つから、小顔とか言う前に意識改革を伝えたい。
たとえばこちらは、マスカラブラシの形して使いやすいので、アホ毛対策に最適です
市販品より効果が持続するし、ヌメッとせず良い感じに収まりますよ~

シャンプーの時にやるべきこと
美容室では、リラクゼーション効果のために
これぞシャンプー!といわんばかりに、シャカシャカ こすりますが
家での場合は、根元からしっかり泡立っていれば、すぐ流してもOKです
※お好みで
頭皮のすすぎが甘いと、「根元」にはまったく泡が立ちません!
例えば、、、ハンドクリームを手に塗ってる時は、水でかるく流しても水分を弾いてしまいますよね?
↓↓↓
頭皮も同じで、油膜が沢山ある状態では せっかくのシャンプーも跳ね返されてしまいます
全体をじっくりお湯で潤わせ、余分な油膜を流して薄めましょう
泡立て前の作法です♪
小さな手の平の上で、頑張って泡立てようとすると、こぼれやすいので…
-point-
① おでこの上 ・頭頂部 ・後頭部の中央
② さらに両耳の上
ざっくり同量になるよう 計5か所にポンポンポン~とのせましょう♪
ここでもし泡立ちが悪ければ、ザザっと全体を5秒ほど流して、もう一度同じようにシャンプーをつけていきましょう
※ 流さずに重ね付けを繰り返すのはモッタイナイです
根元にしっかり泡立つ頃には、毛先も泡だらけになるなずです
↓↓↓
○入浴の際にぜひ試してください
シャンプーを付けたら、「鏡」を使って根元の泡立ちをチェックしてみよう!!
毛先は泡立ってるけど、頭皮は泡を弾いてる感じになってませんか?
~注意点~
「優しい」洗浄力のシャンプー(アミノ酸系・オーガニック系など)
→ 気を付けてください!正しく洗えてないと、より蓄積してしまうことも!
良い商品なのでしょうが、優しさに裏切られないよう使いこなしてください
また
トリートメント類は、髪の毛の「中間~毛先」と相性良いですが
頭頂部にはベタベタ付けない方がいいです
(ヘアダメージの少ないところは特に、べったり残りやすいんです)
習慣でやっていませんか?
不安な方は美容室で確認してみてください♪
しっかり洗うコツ
1週間のうち1回くらい、2~3度洗いする日を作りましょう
→ 後頭部の内側など、洗いが不足しがちなので ぬかりなく!
もう一度言いますが、「頭皮から」モクモク泡立つようになるまで 何度でも繰り返すことです
泡立ち悪い場合、さらなるシャンプーの追加はNGです(モッタイナイ)
ササッと流してから、少量を付け直しましょう
付け加えると
その日のトリートメント類は最小限の量にしましょう~
これでサラッと乾きやすい髪の出来上がり♪
今まで「足し続けて」重くなった髪を、サラッとした状態に戻すには
絶対に「引いてく」作業が必要です
頭皮や髪を“デトックス”するイメージで取り組んでみましょう !(^^)!
他のサイトに書いてあるように、同じ日に何度も洗うのをオススメしたいわけじゃないんです
でも、ベタベタと「適正な状態」じゃなければ話は別です!!
これだけ洗い方を変えても、なお改善しなければ
最後はもう“シャンプー剤選び”が原因です…
髪のコンディションや体質変化などにより、ずっと同じものがベストとも限りませんし
腕を磨けば大丈夫かと思っていたが…
世の中 ドラッグストアのシャンプーを使ってる人が大半だし
心のどこかで「ま、いっか」と思っていたフシがあります
が、
が、
あまりに べっとりした髪のお客さまがいらして、なんだか悲しくなりました
まさに美容師として不徳の致すところでした
髪が不自然に重くなっていれば、自然なボリューム感なんてでるわけありません!
僕はシリコンがどうとか、アミノ酸系・オーガニック系とか気にしませんが
シンプルに「髪が重くならないタイプ」が良いと思っています
それでなくても
トリートメント(コンディショナー)とか、洗い流さないのとか 沢山付けてますよね?
逆に髪が重くなっちゃいます
パーマされてる方の中には、それが原因で カールがとれたと勘違いしてたり…
(びっちりの油分・シリコンをはがせば、いくらかカール感は復活します)
全ての商品がそうじゃないにしても、最終的にベタッとしてたら
まさに 本末転倒ですよ(汗)
最後に
アイドルの女の子のように、ボリュームを押さえたければ、ちょっとベタッとしてるくらいが丁度良いですが
サラッとフワッとしたければ
- 生活習慣の見直し
- 洗い方
- シャンプー選び
これらに気をつけましょう~
最後に 僕のオススメを紹介して終わります

自前の髪のポテンシャルを引きだす『素髪(すがみ)』特化型商品です
チャラい成分が入ってない唯一の商品、だから本物の「元祖」です
髪に残るほどの香りはありませんし
これを使って モクモク泡立つようになれば、軽やかさと清潔感がでます
ヘアダメージが無くなるとか、毛質が真っ直ぐになるとか、そういう奇跡は起きませんけど
カットが 余程マズくなければ、良い感じになると思います
万人に合うシャンプーなんてものは存在しませんが、こちらは
「髪の毛」だけで言えば、わりと相性の良い人も多いと思います
「地肌」に合う合わないは、また別のお話しですからね
※「強めのシットリ感で髪を落ち着かせたい人」には向いてないと思います
ただし、コンセプトを理解して、正しく使わないと、良さが分からない!?
ちょっとクセモノ的なシャンプー剤
一般的に良しとされてるシャンプーと真逆の “引き算” 発想の商品なので
コンセプトと使い方を理解されてからのほうがオススメです
クチコミ見るのも面白いですよ
使い方を間違ってそうな方もいましたね…
(ベタベタ髪の場合、使い始めはシャンプーの使用量が多くなります)

肌が敏感な人向け(問題ない人には通常タイプがおすすめ)

商標登録の関係で、現在はブランド名が『キアラーレDO-S』に変更されています
大手サイトの沢山のショップが、正規品じゃないモノを“普通に”販売してる現状です
同じ価格で購入するなら粗悪品をつかまないよう、正規販売店からの購入をおすすめします
※ 補足
このような髪質の方は良さがわかりずらいかもしれません~

髪質が気になる方は、ヘアアイロンによる熱を使ったスタイリングか、熱変性を使った縮毛矯正が効果的です
自分で腕をふるうか、美容師に腕をふるってもらうかです
良いシャンプー?良いドライヤー?
たぶん幻です
辛口かもしれませんが、商品でなんでも解決するわけではありません!
デメリットを踏まえて、現実的な作戦を立てましょう~
上記の髪の方はコチラの記事で2人目として登場されています♪

縮毛矯正する前に必ずデメリットも確認しましょう!

以上 エンダヨシノブでした \(^o^)/
ではでは~
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