こんにちは、美容師として20年選手の エンダヨシノブです
( twitter : @enda_yoshinobu)
ご来店お考えの方は コチラ を一読いただけると幸いです
では本編をどうぞ♪
2020年12月現在 ヘアドネーションの代表的な団体は5つあり
僕らは 2017年の春から、そのひとつである「 JAD&C (ジャーダック)」に賛同サロンとして登録しています
当店にはヘアドネーションのカットにいらっしゃる方が多いです
なので以前より認知度は高まってきたのかな?と勝手に思っています
しかし
ヘアドネーション活動の「中身」について ご存じない方ばかりです
これからあなたの髪は、ウィッグ希望者の新たな人生の一部になります
髪を伸ばして、切って、送る、ここまではあなたの物語ですから
長年共に過ごした自身の髪をどこの団体に託すべきか、積極的に考えてみましょう♪
記事をザーッと見て概要をつかんだら、ぜひ各リンク先をじっくりご覧になってみてください (^^)
HP・ブログ・SNS、それぞれ違う角度の情報ですからね
髪の寄付できる条件や送り方のまとめ記事
5つの団体
クリックすると、それぞれのホームページが開きます
① NPO法人ジャーダック(株式会社アデランス)
② NPO法人ヒーロー ヘアドネーションプロジェクト(医療用ウィッグメーカー)
③ つな髪プロジェクト(株式会社グローウィング)
④ スマイルプロジェクト (日本かつら協会・メーカー)
➄ 女子高生ヘアドネーション同好会(株式会社アートネイチャー)
カッコ内: ウィッグ作成における協力企業・メーカー
※NPO法人とは、利益を一番の目的とせず、地域や社会の発展のための活動をしている非営利団体のこと
理念
まず各団体に共通しているのは…
小児ガンなどの病気により、多感な時期のお子さまや、そのご家族まで悲しい想いをしている現実を何とかできないだろうか?
→ ウィッグの無償提供を通じて一人ひとりの笑顔を取り戻したい!!
つまり「助け合いの精神」です
さらに
各ヘアドネーション団体のホームページを読み進めていくと、こんな言葉がありました
・ジャーダック(2009年~) 拠点:大阪
いろんな髪型が個性として認められるように「髪がない」こともひとつの個性として受け入れられる、そんな多様性を認め合える成熟した社会を目指して、微力ながらも活動を続けていこうと考えています。
その先にはきっと、私たちが理想とする「必ずしもウィッグを必要としない社会」があると信じて。
JHD&C(ジャーダック)ホームページより引用
→ Facebook → Instagram → twitter
・HERO (2016年~) 拠点:仙台
髪の毛の問題でふさぎこんでしまう子供たちの相談は多く寄せられます。実際に、心無い言葉を投げかけられ、いじめや引きこもりに繋がってしまったお子様の相談も届いています。
その子のために作ったオリジナルのウィッグをつけることにより、少しでも笑顔や元気を取り戻し、前向きになれるのなら、その後の治療にもきっと良い影響が現れると私たちは信じています。
HAIR DONATION PROJECT ホームページより引用(一部中略)
・つな髪(2016年~) 拠点:大阪
髪で繋がる社会貢献活動と医療用ウィッグの認知が目的
【ウィッグを必要とする子供たちと誰かの為に役立ちたい人を
『ヘアドネーション(髪の寄付)』によって繋げたい。
そして『髪』を寄付した一人一人のアクションが次の人へと『繋がり』、活動の輪が広がって欲しい】という願いが込められています。
また、2人に1人がガンになるという時代に、
医療用ウィッグの重要性・安心して使用できる品質のあり方を考え、
医療用ウィッグ品質向上・医療用ウィッグを必要とされる方への理解と
共に支え合う温かい社会作りを目指しています。つな髪プロジェクト ホームページより引用
→ Facebook → Instagram → twitter → LINE
・スマイルプロジェクト(2015~) 拠点:横浜・川崎
非営利法人 JHD&Cさんに感銘を受け
たくさんの小児用ウイッグ希望者が待っていることを知り
全国でウイッグを希望される子どもたちが
夢と希望がもつことができればと
日本かつら協会の協力のもと
ケアウイッグプロジェクトも発足いたしました。
スマイルプロジェクト ホームページより引用
https://hairdonation.tokyo/
・女子高生ヘアドネーション同好会(2017年~) 拠点:ぐんま国際アカデミー
” 伊谷野さん ” 姉妹が発起人となり活動がスタートしています
…女子高生ヘアドネーション同好会のホームページに経緯などの記載がなかったので
『soar』の伊谷野姉妹のインタビュー記事(ライター: 佐藤みちたけ 氏)
こちらの記事から詳細を把握しやすいので、ぜひご覧になってみてください!
女子高生ヘアドネーション同好会ホームページ
→ Facebook → Instagram → twitter
特徴的な部分
ジャーダック(JAD&C)
・日本で一番歴史ある団体なので、賛同サロン数が一番多い(2009年~)
・オリジナルシャンプーやチャリティファンディング等、新たな寄付の形を積極的に採用している先駆者的な存在
必見↓↓↓
JHD&Cの医療用ウィッグの制作レポート(タイのアデランス工場にて)
HERO
・「破牙神ライザー龍(バキシンライザー リュウ)」というオリジナルヒーローが様々なボランティアを展開、オリジナル商品多数!
ヒーローの活動内容はこちら → 破牙神ライザー龍ブログ
・髪の寄付や募金してくれた方の名前(ニックネームOK)を毎日HPで掲載
→ 髪が届いたかをすぐに確認できる
(他の団体では掲載してないので、受領証を受け取った場合のみ確認できる)
つな髪
・母体企業が医療用ウィッグ専門店を運営しているので、5種のウィッグの提供が可能(内2種類は15cm~の寄付で制作可能)
・主に募集している 黒~暗めのこげ茶 の髪は、洗浄殺菌処理のみでウィッグに使うので、” 加工 ” によるヘアダメージが少なく髪本来の質感が出やすい
スマイルプロジェクト
・15cm~寄付が可能で、人毛が原料の漆刷毛(うるしばけ)製作のためのヘアドネーションもしている
※ 漆刷毛の製作に関わる職人さんは現在国内に2人しかいないそうです!
・理美容室で使われるカラー剤のアルミチューブをリサイクルし、活動費や毛髪工場への輸送費に充当
※ 理美容師用のボランティアです、詳細はコチラ
女子高生ヘアドネーション同好会
・高校生ボランティア・アワード2020【名古屋国際会議場賞】を受賞!
※ 2018、2019も同アワードで他の賞を受賞している
・メンバーが寄付された方に 一枚一枚手書きのお礼葉書を送っている
(学園生活に支障のない範囲で続けていただけたらと思います♪)
ウィッグ制作費用&できること
医療用ウィッグ1体を作るのに、20~30人分の毛髪が必要なのですが
(ロングのウィッグ作成にはもっと必要な場合も!)
金額面でいうと約10万円ほどの費用が必要です
大まかな内訳は
① 全国で頭の採寸をするのに必要な交通費
皆さんから預かった髪を…
② 加工して均一化するために 海外へ送る輸送費
③ 日本に戻ってきた毛束を ウィッグ制作工場(国内外)へ送る輸送費
④ 諸経費
以上のことから、髪の寄付だけでウィッグが作れるわけではありません
寄付金を送ったり、オリジナル商品を購入をすることも
立派なヘアドネーション活動です♪
よければ各団体のHPをご覧になってみてください
つな髪に関しては寄付金は募っていません
母体である「株式会社グローウィング」の社会貢献活動の一環として運営しているためです
厚意で送っても全て返送してるそうなのでご注意ください
※ スマイルプロジェクトと女子高生ヘアドネーション同好会に関しては、記載がないため不明です
さいごに
各団体のホームページやSNSを見るとさまざまな情報を発信してくれています
いろんな発見があり、きっとあなたの背中を押してくれることだろうと思います
すでに多くの人たちがヘアドネーション活動に参加していますよ~
貴方の長年のパートナーである髪の毛、どこに託しますか?
ヨシノブログを最後まで読んでいただきありがとうございます😊
ご来店をお考えの方は、指名予約(無料)頂けると、なおありがたいです!掛け持ちせず、目の前のお客様だけに集中したいので m(__)m
こだわりがある方もない方もぜひ🌈
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