ボブ“ちょい曲げ”縮毛矯正(ストレートパーマ) でピンピン金太郎ヘアにさようなら【実例2選】

エンダヨシノブ
すくすく20年選手の美容師
どれも仕事の現場から生まれた、太く濃い記事です。日常のどこかで、テイクアウトされた情報を活かしてくださると幸いです。

2023, 4月より美容室「Uruji(ウルジ)」をスタートしました!
同時に始めたインスタグラム内にHPのリンクがあるので、見てみてください(^^)

~かんたん記事検索~

そろそろ何かはじめないと、、、っていう方がピンポイントな情報を探すための掲示板です

《情報収集》という点では、動画やSNSよりも時間効率が良いと思うのでオススメです!

コチラからどうぞ

 

~初めてのご予約~

記事をご覧になって、ちょっと予約してみようかなっていう方、ありがとうございます

2023, 4月1日にプライベートサロンを出店しました!

ご予約をお考えの方は、記事下に “コミュニケーション用・ご予約用” 、それぞれの『LINE友だち追加』リンクがあるので、ご登録をお願いします♪

 

 

それでは 本編をお楽しみください~♪

 

ボブ + 収拾つかない髪 = 大変

意外と分かってもらえない このツラさ…

ピンピンした不自然さが嫌で、縮毛矯正をあきらめる人もいますよね

とくに肩上のボブスタイルで 金太郎っぽくなると致命的ですし...

なんてこともあり

髪の毛は大変なことになってるけど、あまり みなさんの選択肢にのぼらない縮毛矯正(ストレートパーマ)を

こうやってポツポツ広めていこうかと♪

カットだけで無理やり頑張るより、、

自己流? のヘアケアを一生懸命やるより、、

よっぽど時間と手間が はぶけて、経済的だと思いますよ~

かなりヘアダメージが増えるし、デメリットも沢山ありますが

長い期間 髪をキレイに見せるには、有効な対策だと思います

技術の結晶ですから

自分の髪の「 広がり」「ふくらみ」「うねり」「髪質」 に疲れた果てた方は、参考にしてみてください (^^)

髪質の違う2人の施術例で解説していきますね

縮毛矯正のことを 本文では“ストパ”と省略させてもらいます!

目次

ビフォー…

と、いきたいとこですが

写真撮る前に 少し切ってしまいまして…

(いつも途中で思いつくので、遅かった! 汗 )

毛先5cmほどカットして

↓ の長さになってます

あらためて“準” ビフォー

毛先がピンピンしないように、少し丸める予定なので

先に長さ設定を決めて、丸みを作る位置を間違えないようにしていきます

(段をあまり入れない、肩ちょい上のボブスタイル)

いつもカットとリタッチカラーが中心で、ストパをしたのは約10ヵ月前です

内側はこんな感じになってます

クセある人だと分かるかもしれませんが、湿気あると モワッとしそうな感じしません?

この部分は毛先のとこ 2~3cmに ストパの名残が残ってますが

ま、ないに等しいです

アフターと課題

毛先部分は、まったく施術しないことも多いですが、ケースバイケースです

今回カットした毛先には必要そうだったのでしました

さて、さきほどから 3時間半後・・・

ブローせずにバ~ッと乾かしただけの状態は ↓↓↓

シルエットがスッキリしてますね♪

面も整い ツヤ感が増してます

しかし

バックの内側は どのくらい丸みをつけるのがベストなのか?が課題です

毛先を丸めすぎると 毛流の影響でハネてしまうんですよね~

(ストパは 頭皮から少し空けて施術するので、毛流から完全に解放されることはありません)

上の写真だと、真ん中より右側の毛先は これ以上曲げると ピュッとハネて見えるので

ほどほどの曲線で仕上げてます

追記

特殊なハサミ、“ヘアリセッター”を使うことによって「毛流」の呪縛から解放されつつあります

ストパー抜きでもおすすめですよ~

アゴの横にくる サイドの毛先は もう少し曲がるようにしてます

ボブはこのほうが自然ですよね

( アイロンの施術中はすごい不自然になりますが )

ストパは あくまでストレートにする技術なので、これ以上曲げるのであれば

デジタルパーマか エアーウェーブパーマが 必要ですかね

ワンカールなら、デジの方が向いてると思います

「 ストパしました!!」感がない

自分で乾かしても同じようになるのがちょい曲げストパ の良いところ♪

今後バッサリ切らなければ、しばらくカットだけでも

ほんのり自然なカーブが残るので、スタイルが作りやすいんです

ただ、どんな人にも同じようにできないのが現状です

髪のクセを伸ばすなら そう変わらないでしょ! と思うかもしれませんが

毎回違う 美容室(= 違う美容師)の場合、難易度高めです

使用してる薬剤の違いだけではなく、素材( 髪の状態 )の見極めや

アイロンによる熱の当て方など、全ての要素が 噛み合って

はじめてキレイに伸ばせるし、キレイに曲がります

そうすると 次にかける時も全然違います

ゆえに、ストパの担当させてもらって 1~2回目は選定が難しいんです

みなさん同じ条件なら、こっちも楽なんですけどね...

・髪の元々の強度の違い

・施術履歴による ダメージムラ

・部位に合わせたボリューム感の残し方

あーでもない こーでもないと 考えながら施術してます

なので アイロン作業中はひたすら黙々と…

まだまだ技術的には 反省点もたくさんあり、試行錯誤して クオリティが上がるようにしてますが

せっかく来てくれてるお客さまには「毎日 楽してほしい」その一言に尽きます

他の方のわかりやすいケース

続いて、11カ月前にストパをしたお客さまです

先ほどと違って、毛先はまったくかけずにやってみましたよ~

いらしてから薬剤付ける前に 8cmほどカットした段階です

すみません、またビフォーの写真はありません(汗)

“準”ビフォー↓

わかります? ちょうど半分くらいの位置から髪質が違う感じになっているのが

ちょっとモワモワした部分をクローズアップしてみると ↓

もういっちょアップ ↓

こういう髪の方多いですね

そして モワモワ・チリチリにしっかり施術すると ↓

こうなります!! まるで髪の毛の手術ですよね

ブローなどせず、バーッと乾かすだけで、お客さまもビックリな質感に~

半年~1年は美容室に来れない方なので、かけたところにクセが戻らないよう施術しています

見えずらいかもしれませんが、サイドの毛先はこのくらいのカール感に

さて、2パターンの実例を見ていただきましたが

1人目:根元を伸ばす+毛先(5cm)を曲げる

2人目:根元を伸ばすのみ

同じようなボブスタイルでも、アプローチ方法は全然違います

おもしろいですよね (作る側だからかな?)

でも この形に 毎日勝手になってくれるなら、ストパもアリじゃないですか??

もしやってみようかなと思ったら、こちらもどうぞ

続編も大事な注意点です

ボブと ストパと 金太郎と まとめ

あなたの髪にアプローチする技術は、日々 進化しています

美容室ハピエルでは、『低アルカリ高還元』の 薬剤を使い

できるかぎり自然に見えるように ストパーをしています

流行りの髪型だけが全てではありません

ストパにより「選べる髪型」に制限はできますが

日々 自分で扱いやすいか

友人からキレイな髪に見られるか

そんな視点も大事ですよね

もし どうしても自分の髪の毛が好きになれないようなら、

( 沢山ある美容室の、沢山いる美容師さんの中の一部ですが )

ストパ に力を注いでる人を ぜひ頼ってみてください

僕より レベルの高いストパ技術をもってる美容師さんは沢山います

みなさんブログや SNSなど 情報を発信するスキルも高いので

そういうのを手掛かりに あなたに合うタイプの美容師さんを探してみてください

金太郎さんボブにはならないと思いますよ

無理なことは 無理って、理由もきちんと伝えてくれるはずですから

なんか他人まかせになっちゃいましたが

もし HAPPIEL( ハピエル )にいらっしゃれる方がいたら

もちろん全力尽くします、それだけは保障します (^^)

その際には、「ボブ × ストパ = 金太郎さん」なんて公式は 忘れてください

あなたには もう必要ないですよね?

以上 エンダヨシノブでした

あなたのストパライフのお役に立てたら嬉しいです。それではまた \(^o^)/

このシリーズを完読すれば、ストパでの失敗が減らせるはずですよ♪

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