初めての方も、すでにご経験のある方も、お子様を授かりおめでとうございます!!
最近、妊婦さんが数名いらしたので、カウンセリングでいつも確認する事をまとめました
出産の時をどんな髪で迎えるか、準備が必要ですよね
あれこれ髪型を検索するのも楽しいとは思いますが
あなた自身の条件により、選ぶべき髪の長さや カラーは変わってきます
疲れないよう分かりやすく解説しますね♪
(知識としてサラッと読めると思います)
そこの美容室が苦手なあなた! こちらが参考になると思います
条件とは
出産するにあたって、髪型に「影響する条件」とは…
【 産後、近くにお子様を見てもらえる人が存在するか? 】
理由:美容室へ来れる「頻度」が変わるから
ここが美容師として一番知りたいところなんです!
つまり
・ 髪をどのように短くするのか?
・ ヘアカラーは“どの明るさ”までがよいのか?(色味は一過性のものだから)
このあたりのチョイスが変わってきます
写真に収まった自分の髪が、ボサボサすぎるのも 考えものじゃないですか(^^;)
もし旦那さんが戦力になるならよいのですが、(最初だし)ぎこちない世話の仕方を見てると
「任せるのは不安だわー」という気持ちになる、という話もチラホラ…
どのように短くするか
産後、初めてのことで体力を使ったり、夜泣きによる寝不足状態になったり
髪の毛に気を使ってる場合じゃないかもしれません。。
なので大事なのは
長さ設定 & 髪型選び です
もし長い期間(たとえば半年以上) 美容室に来るのが難しそうなら
ボブヘア(段差が大きくない髪型)がおすすめです
→ 髪型の崩れがいちばん少ないから
多いのは、アゴ下くらいの前下がりボブに切って、髪が伸びたら結んで過ごすパターンです
もし、キッチリ1束でまとめたい場合、こめかみ〜もみあげの髪が、結び目に届けばOKです
そこがいちばんパラパラ落ちてくる毛なので、長さ選びの最重要ポイントです
そこが落ちてきても、耳にかけたり、ピンで留めるのが有りならば、もっと短くても充分まとめられます
こめかみ〜もみあげの毛の長さが、ボブの長さ設定の起点になる
逆に ショートヘアで差し障りないのは、3カ月以内にまたカットできる人です
→ すそにあたる部分(サイド〜えり足にかけて)に高低差があるので、3カ月以上経つと、謎な髪型になってきます(笑)
また、少し伸びた程度では髪を結びづらいです
・ 段差の少ない髪型の方が、時間の経過による「形」の変化は少ない
・ 授乳中や、抱っこであやす時に、髪を結べたほうが楽(という意見が多いです)
髪の明るさは?
①:地毛の色に戻す
②:こげ茶くらいの明るさに戻す
➂:関係なく今の明るさをキープ
あなたが、どのくらい髪のプリン状態に耐えれるか?
その点に絞って考えるのがベターです
で、明るさの話だけなら単純なんですが
ヘアカラーにはどうしても退色がつきものなんです!!
色が抜けてしまいやすい人は、その差がハッキリできてしまいます
色味が抜けた後の「明るさ」をコントロールしてた方が、美容室へ行く頻度を減らすのに効果的です
妊娠後、体調をみて、少しずつ明るさを削りすぎないカラー設定にチェンジしていくのがおすすめです
想像してたより暗くしなければ… とかあるかもしれませんが
「ナチュラルブラウン系」の色味のほうが持ちは良いはずです
急な体調変化があるかもしれないので、出産予定日の1ヵ月前までにはカラーを済ませましょう
※ 個人差が有るので、病院の先生にも確認してくださいね
産後の抜け毛問題
あと妊婦さんにお伝えしてるのでが
人により産後の抜け毛が半端じゃないです!
平常時はみんな「毎日」髪が50~100本程度抜けるのが普通なんですが
妊婦さんになると、ある時からそのサイクルに変化が出て、毎日の抜け毛が減ります
(女性ホルモンの変化により体毛が濃くなるあたりから)
で、、、その抜けてなかった髪の毛が出産後に ババーンと抜けるので
排水溝の髪や、床に落ちてる髪の量にビックリします!
顔回りや頭頂部の、目につきやすいところの変化はつらいと思いますが…
異常なことが起きてそうなってるわけではなく、〈女性ホルモンの変化の一環〉として受け止めてもらえればと思います
一生続くものではありませんので、心の準備だけお願いします
※ 産後 半年~1年前後で、抜ける量や期間は人により違います
まとめ
【髪型】
産後、もし身近に頼れる人がいない場合、ボブ系の髪型がおすすめです
身近に短時間でも赤ちゃんを見てくれる人がいるなら、もうお好きな髪型をどうぞ(笑)
旦那さんが子供慣れしていて、頼れるならベストですよね♪
【長さ】
他人に合わない時期なのだとしたら、髪型にこだわるより、利便性として「髪を結べたほうが楽」というのも一つだし、、
髪を洗ったり乾かしたりを考えると「短い方が楽」です
担当美容師さんと相談しましょう~
【カラー】
プリン状態で写真や動画に写った時気にならないか?
美容室になかなか行けなそうなら、色味より「明るさ」を調整しておく方が良いです
許容範囲は人によって違うので、優先度に合わせて考えてみてくださいね~
以上 エンダヨシノブでした \(^o^)/
このような時節柄、体調や環境に気を付けてお過ごしくださいませ♪