【縮毛矯正の裏側 デメリット白書その1】 知らずにやったらダメぜったい!

エンダヨシノブ
すくすく20年選手の美容師
どれも仕事の現場から生まれた、太く濃い記事です。日常のどこかで情報を活かしてくださると幸いです。

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それでは 本編をお楽しみください~♪

 

 

さんざん? このブログで縮毛矯正(ストレートパーマ)を薦めてますが

見境なく誰にでも施術しているわけではないので、ダメぜったい!パターンをお伝えしていきます

ストレートヘアと言っても人工物なので、いずれ髪型を不自然にしてしまうリスクはあります

デメリット部分を理解して、上手に付き合っていきましょう!

この記事の結論を先にお伝えすると

安易にするのは注意しましょう! ということです

▶ この記事内では “縮毛矯正”のことを『ストパー』と表記しますのでご注意ください

美容室により、さまざまなメニュー名になってますが、アイロン工程を〈入れる・入れない〉で呼び名を使い分けてるケースが多いです

いずれにせよ 細かいことは我々美容師に任せて、大事なポイントを抑えておくと

取り返しのつかない失敗をグッと減らせると思います

目次

おすすめしないタイプ4選+α

  1. 今この瞬間・この時期が大変「とりあえず一回だけでも!」な人
  2. 髪が痛んでもトリートメントしとけば治るし大丈夫だよね!? な人
  3. カラー(ホームカラー含む)していて、毎度 全体染めの人
  4. いずれパーマをかけようと考えてる人(→ パーマの種類に支障がある場合)
  5. 《番外編》 カットでかなり量を減らしている人

今回は 1.の「とりあえず」さんのデメリットをピックアップした記事です

他については続編の記事がありますので参考にしてみてください

では実際のお客さまの事例から理由を考えていきましょう~

 根元と毛先が違うと・・・

前回ストパーしてから約8カ月の方の例で紹介します

「施術前」に毛先を10cmほどカットをした状態です

上の地毛の部分と、下の矯正毛がハッキリわかれてます

かけ直さなかったら、ヘアスタイルを変えるにしても、ちょっと難しそうですよね

もっとアップで見てみると↓

頭頂部の地毛はこのような感じです

さて、この髪の状態が…

こうなります

毎度ビックリされますが、地毛の部分だけにかけ直しました

毛先に丸みが残ってるのは、以前かけたトパーのときに工夫しているからであって、ブローで作ってるわけではありません

以前かけてあった毛先のところに今回全くかけていないので… 根元から毛先まで

『トータル1回分のストパーダメージしか発生してない』のがメリット♪

こちらの記事が参考になると思います

ちょっと毛先に手を加えた場合も

それではデメリットについての本題に戻りましょう

髪の質感が違うと、いろいろ難しい

以前かけているところと、かけていないところで質感が大きく違うと

カットだけではどうにもバランスがとれない“不自然な髪型”になってしまいます

すなわち、ストパーを止めづらくなります

そのデメリットをどう感じるかですよね、間違いなく「楽できる期間」も長いわけですから

ストパーした人のその後
ストパーありきの髪型にしつづける
髪型のレパートリーが限られる = イメチェンが難しい
ストパー部分を全部切って 短めの髪型にする
長さがなくなる分 またクセ毛と向き合う
肩より下の長さを維持する
ストパー部分が残ってても、やや不自然さをカバーしやすい

しかし隠れた抜け道も

まとめ

今その瞬間、その時期だけのためにかける方、止めといた方が無難です

勢いだけでやると、あとあと本人も 美容師側も 困るので、ぜったいテキトーには薦めたくないものです

本格的なストパーを1度すると

“かけ続けるサイクル”から抜けでるのが大変になります

迷うようなら、もっとライトな感じの 弱?ストパー あたりで様子をみましょう

クセの度合いが強い方は 効果の持続を感じづらいと思います

僕はそういった施術は【中途半端】だと思っているので、“弱めなの”はやっていません

なんにせよ、薬剤とアイロンで施術したら、ヘアダメージにとって「立派な履歴」になるので注意です

もし美容室変える際は、サラッと申告した方が“吉”です

※ カラーの染まり、パーマのかかり、などの計算に影響があるため

信頼のおける美容師さんと一緒に考えてくのがおすすめですよ (^^)/

以上 エンダヨシノブでした

髪の毛に無理させない文化・知識が広まると嬉しいです\(^o^)/

続編はこちら♪

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